#ポケモン剣盾 @hanatyan5

スワンナファンの世代を超えたポケモン育成

ゲーム ポケットモンスターシリーズ最新作ソード・シールドにランクバトルおいて、主に使用率の低めなポケモンの現対戦環境に合わせた型を単体考察していきます。過去作での育成もしているのでそちらも合わせて投稿します。

【ウルトラサンムーン】ニャヒート考察【シングル63】

おそらく進化の輝石ニャヒート基本型の結論

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【性格】おくびょう

【特性】いかく

【もちもの】しんかのきせき

努力値振り(実数値)】

H244(171)

A↓0(94)

B4(71)

C44(106)

D12(72)

S↑204(149)

【技構成】

だいもんじ

とんぼがえり

おにび

ほえる

 

【詳細】

こんにちは。

本育成論は、ポケットモンスターウルトラサン・ウルトラサンムーン、シングル63におけるニャヒートの単体育成論です。個人的にビジュアルの気に入っているニャヒートを対戦で使用するために思考を重ねました。HSベースのシンプルな努力値振りですが綺麗に調整されていると思っています。

物理相手には「いかく」&「おにび」。不利なら「とんぼがえり」。積まれそうなら「ほえる」が基本の動きとなります。

 

※HABCDS、特化、タイプを漢字表記するなどの略称を使用しています。

 

ガオガエンウインディとの差別化

 

主な差別化点は、ほのお単タイプであることでミミッキュのフェアリー技へ後出しができること、対面での仮想敵にルカリオが入るのと、とんぼがえりを両立できることです。

とここでは申し上げておきますが、基本的にニャヒートを使用するメリットよりも上記2匹を使用したほうがメリットが大きく汎用性も高いですし、もちものが輝石で縛られること、ポリゴン2やラッキーを採用できなくなることを考えても、ニャヒートの性能だけを評価してパーティに採用するのは厳しいと思われます。

ニャヒートを使うなら、という視点でお読みいただくことを推奨します。

またニャヒートを考察するに至った経緯について、ダメージ計算の後に長々と書きましたので興味のある方はそちらもお読みください。

 

性格について

 

だいもんじの火力を維持したい理由(努力値振りについてにて記載)があるためAに加工補正、素早さ上昇補正の性格おくびょう。

 

特性について

 

このニャヒートは「しんかのきせき」と特性「いかく」によって対象への役割を持てるだけの性能が維持されておりますので「いかく」で確定です。

 

もちものについて

 

同上の理由から「しんかのきせき」で確定です。

 

努力値振りについて(実数値)

今回はHSベースで十分役割をもてますので▼HPから244振り(171)。

▼すばやさを準速ミミッキュ+1まで204振り(149)。

次にこのニャヒート育成論の個性とも言えるC振りです。だいもんじで4振りメガルカリオを確定1にするため▼C44振り(106)。メガルカリオインファイトを威嚇込みで耐えますが「つるぎのまい」積まれると鬼火では耐久が追いつきませんので、対面で安定行動となるだいもんじ採用と合わせたC振りです。(適応力インファ>不一致抜群じしん)

残りの努力値16をダウンロード対策としてBDにそれぞれ▼B4(71)、D12(72)振り。

 

Cに回した44をBへ振ることでいかく込みでA特化ランドロスのじしんを確定耐えになります。

その場合、だいもんじをオーバーヒートにすることでC無振りでもメガルカリオを確定にできます。

 

【パターンAだいもんじ採用C44振り(実数値)】

H244-A↓0-B4-C44-D12-S↑204

(H171-A94-B71-C106-D72-S149)

 

【パターンBオバヒ採用B44振り(実数値)】

H244-A↓0-B44-C4-D12-S↑204

(H171-A94-B76-C101-D72-S149)

 

 

技の構成について

 

とんぼがえりを採用しないとウインディの劣化になってしまいますので一応確定にしておきますが、ランドロスのとんぼがえりのようなダメージ蓄積や負担掛けは期待できません。自身が交代する以外には、タスキつぶしやミミッキュの皮剥ぎができる程度だと思って下さい。

▼このニャヒートの特徴である、メガルカリオを対面で突破するだいもんじを確定とします。この型で命中不安を危惧するのであれば最初からニャヒートを採用しないほうがよいと思います。

▼残りのおにび、ほえるなどを他の技との選択とします。マンダの起点になりやすいためほえる、いかく発動順で遅いと分かったランドロスへはおにびを、といった具合です。他にビルドアップやきゅうけつを採用する型もあるようですが、役割が異なるので今回は見送りました。めざめるパワー氷採用型も育成しました。ねこだましの採用の優先度はシングルバトルでは低いと思います。

 

本論は以上です。ガオガエンよりもすばやさが高く、特性「いかく」と「おにび」を覚えることで物理への役割を持ちやすいため、ラッキーやポリゴン2以外のしんかのきせき枠にしては意外にも考察している方が多いニャヒート。私もいかく解禁直後に考察を始め、こちらで紹介するかなり前から育てていたニャヒートでした。ニャヒートへの関心を持っていただけたなら嬉しいです。以下ダメージ計算を記載します。さらにその後にニャヒート考察の経緯を自己アピールも含めて長々と書いておきます。関心のある方はお読みください。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

追申:2019年4月まもなく発売 「ポケモンキッズサン&ムーン 新発見!メルタン編」にてニャヒートがライナップされています。ポケモンキッズ初のニャヒートの立体化が楽しみ!あとクワガノンも!

 

【与ダメ】

とんぼがえりのダメージ計算はしません。笑

 

だいもんじ

▽4振りメガルカリオ

146~174(100.6%~)確定1

▽H252ナットレイ

196~232(108.2%~)確定1

▽HD特化ナットレイ

144~172(79.5%~95.0%)確定2

▽HD特化メガハッサム

160~192(90.3%~108.4%)中乱数1

▽4振りミミッキュ

54~64(41.2%~48.8%)確定3

 

【被ダメ】

▼A252メガルカリオ【いかく込み】

インファイト

170~202(99.4%~118.1%)超高乱数1

【112~134(65.4%~78.3%)確定2】

▽じしん

142~168(83.0%~98.2%)確定2

【94~112(54.9%~65.4%)確定2】

 

▼A特化ミミッキュ【いかく込み】

▽Zじゃれつく

80~94(46.7%~54.9%)中乱数2

【53~63(30.9%~36.8%)中乱数3】

▽Zシャドークロー

118~139(69.0%~81.2%)確定2

【79~94(46.1%~54.9%)中乱数2】

▽シャドークロー

58~70(33.9%~40.9%)確定3

【40~48(23.3%~28.0%)乱数4発】

 

▼A特化ランドロス【いかく込み】

▽じしん

230~(134.5%~)確定1

【152~182(88.8%~106.4%)中乱数1】

▽がんせきふうじ

92~110(53.8%~64.3%)確定2

【62~74(36.2%~43.2%)確定3】

 

▼A特化メガボーマンダ【いかく込み】

すてみタックル

168~198(98.2%~115.7%)高乱数1

【111~132(64.9%~77.1%)確定2】

▽じしん

154~182(90.0%~106.4%)中乱数1

【102~122(59.6%~71.3%確定2】

 

 

 

 

考察に至るまでの経緯

(対戦とは無関係ですので興味のある方はお読みください。)

 

3DSソフト ポケットモンスターサン・ムーンにて登場した、最初の3匹の内ほのおタイプ枠であるニャビー。私は事前に公開されていた3匹の情報からニャビーを選ぶことを発売前から決めておりました。

冒険の進行とともにニャビーニャヒートへ進化しました。たくましく、また猫らしく進化を遂げたニャヒートの姿を見た私は、ニャビー以上に愛着をもちました。特に気に入っているのは、飼い猫の象徴とも言える首元の鈴と戦闘に繰り出した時に後ろから見る後ろ足です。かわいいながらも頼れるその背中は本当に気に入っています。

その後も冒険を進め旅の仲間たちと共にニャヒートも進化の時を迎えました。

進化したニャヒートの姿を見た方は様々な感想をもったと思いますが、私はガオガエンというポケモンの見た目がどうしても受けつけられませんでした。2足歩行になったこともそうですし、独特の体の揺れ、カートゥーン風な全体の雰囲気が好みではありませんでした。

クリア後は進化することが無いようにLv.100のニャヒートを対戦とは別に2匹育てています。

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サブロムもニャヒートでプレイしました。別ロムから性格一致の6Vニャビーのタマゴを送り、孵化して努力値を振ってから冒険を始めました。

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性格はむじゃき、もちものは「かわらずのいし」努力値振りはAS252H4です。A252ほのおのキバよりもC無振りかえんほうしゃの方が指数が高いため、A252でもかえんほうしゃを採用して、サブウェポンの威力確保ためのA振りとしました。画像はLv.50になった時に記録として残しておいたものです。

(フレンドボールの方はめざ電スワンナ)

 

対戦ユーザーの間では発売から間もなくしてニャビー系統のかくれ特性が「いかく」であることが話題になりました。サンムーン発売直後のWCSルールでは、同じく特性「いかく」で炎タイプであるウインディの使用率が比較的高かったこともあり、「ねこだまし」と特性「いかく」を両立でき技範囲の広いガオガエンの解禁を多くのユーザーが心待ちにしていましたね。

私はガオガエンの見た目が好みでなかったため、かくれ特性「いかく」の発覚と同時に輝石ニャヒートを考察することを考えていました。

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いかく解禁後は国際孵化にも挑戦し、英語と日本語2匹の色違いニャヒートを育成しました。

A抜け5Vの個体も出たのですが特性がもうかでした。

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うち1匹は偶然にもB抜けのめざ氷個体だったので採用して使っています。でも黒と赤の通常色のほうが好きかもしれませんね。プレミアボールに入れることができればなお良し。

 

ポケモン考察の出発点はやはり、そのポケモンのビジュアルが好きかどうかが大きいです。私の場合ですが。これからもたくさんのポケモンたちの魅力を再発見できるよう考察を続けていくつもりです。ここまでお読みいただいた方がいらっしゃればありがとうございました。

 

ソード&シールドが楽しみですね。「最強のポケモン」というコンセプトがなんか不安なんですけども笑。switch2台目購入かなぁこれ。

 

それでは失礼します。