【ソードシールド】エースバーン考察【シングル63】
壁ロンゲ意識コートチェンジ
【性格】いじっぱり
【特性】もうか
【もちもの】こうかくレンズ
【努力値振り(実数値)】
H28(159)
A↑252(184)
B0(95)
Cx
D0(95)
S228(168)
【技構成】
かえんボール
コートチェンジ
ちょうはつ
【詳細】
はじめに
本育成論は、最新作ポケットモンスターソード・シールド フラットルールシングル63におけるエースバーンの育成論である。
発売から数週間、対戦・育成環境が整いつつある人が増えているであろう今日、筆者がランクマッチのマスターボール級へ上がるまで、そしてマスターボール級での対戦で、オーロンゲ先発からの安易な壁構築をしばし目にしたのでその壁貼りを出し抜ける新ポケモンを用意しようと思いついたのがこのエースバーン。
シーズン開始から間もないので思考停止で動かせる壁貼り構築が多いのも不思議ではないとは思う。クレッフィと全く同じ動きができる新ポケモンが出たわけだから流行るのは当然か。
机上論での基本的な動き
初手のロンゲ対面で
いたずらリフレク→まえば
→いたずらひかりのかべ→ちょうはつ
→コートチェンジで壁もらう→イカサマ耐える→かえんボールで確定
両壁貼ってもらわないといけない動きなので、リフレクだけもらう場合は初手ちょうはつもある。
※HABCDS、いのちのたまを珠、タイプを妖霊と表記するなど略称を使用する。
性格について
いじっぱり即ちA特化にする理由は
・HB特化のロンゲをいかりのまえばからかえんボールでできるだけ確定にしたい。
・ようきだとタイプ強化アイテムのもくたん以上の補正が必要になり、かえんボールと同じく命中90のいかりのまえばとの併用では命中に不安が残る。それなら命中1.1倍で90を99にできるこうかくレンズを採用して安定をとりたい。
・そもそも最速にする必要性があまりない。
(これについて少しまとめる。)
現環境の素早さランクが大まかに
96族のミミッキュを中心に
上が98族のサザンドラとスワンナ、100族のリザードンが少し、そのさらに上は100族から一気にとんで143族のドラパルトが1匹だけ。
下が95族から70族付近までポケモンが密集した激戦区、そのさらに下にSに降らない受けポケモンやトリル系がいる。
という構図になっていると考えている。(これはあくまで個人の意見ではあるが実戦に基づいており多少の共感は得られると思う。)
ということで100から143の間のポケモンがPTに入っていることが前作に比べて非常に少ない。よって119族のエースバーンは100族以上でエースバーンより遅いポケモンを意識する必要はあまりないというのが現状。
以上の理由で性格をいじっぱりとしている。
ちなみに同じ振り方で性格をようきにするだけで最速115族抜き。
特性について
現在はもうかだけ。
隠れ特性のリベロというのが変幻と同じなのかは不明だが、同じなら一致ふいうちでドラパルトが確定にできたりはする。今回はかえんボールしかないので解禁云々は関係なくもうかが適していると思われる。
もちものについて
性格をいじっぱりにした場合は威力アップアイテムを持つ必要がないので、いかりのまえば・かえんボールの命中をともに99%にできるこうかくレンズを採用。
ようきならもくたん。かえんボールしかないのでいのちのたまは選択肢の外。ロンゲには抜群つけないので帯も無し。
努力値振りについて(実数値)
▼HB特化ロンゲをいかりのまえばからかえんボールでできるだけ確定に近づけたいためAに特化A↑252(184)
▼Sを最速100族+1までS228(168)
▼残りH28(159)で16-1
このH振りで意地珠ミミッキュのシャドークロー+かげうちをどちらも最高乱数引かない限り耐えるようになる。
ようきの場合でもおそらく振りは変わらない。ようきの同じ振り方で115抜き。
技構成について
今回は4つの技全てをロンゲ対面で使うため、他の技は候補になりにくい。というか技範囲を広げると全く別の型になる。
説明の必要だと思われる技だけ解説。
いかりのばえばについて
相手の残りHPを半分に削る。ダイマックスポケモンにはダイマックス前の最大HPの1/2(ダイマックス時の1/4)を与え続ける。
HPが削れたポケモンがダイマックスした場合にどうなるかは不明。まだそのケースに遭遇していない。
ホルビー系統から遺伝。
かえんボールについて
命中90だが反動無しでフレドラと同じ威力120のエースバーン固有の技。非接触物理。確率でやけどの追加効果あり。攻撃モーションも作り込まれている。
コートチェンジについて
「お互いの場の効果を入れ替える。」というポケモンカードのような説明になっている。敵に両壁、おいかぜ等張られた場合にそれを貰える。逆にこっちにステロがある場合はそれを相手に渡せる。他のケースも要検証。ポケモンを交換することで効果の消えるやどりぎのタネなどは場の効果ではなくポケモンにかかる効果なので入れ替えられないようだ。
おわりに
筆者がこのエースバーンを実戦に投入し実際にマスターランクの順位4桁で机上論通りの動きができている。炎の打点が不足しがちな場合に PTに採用したりミミッキュとの打ち合いもできたりするのがよかった。壁貼り系ポケモンへ役割を持たせただけでフルアタの珠型より選出機会が多かった。シーズン序盤の思考停止壁貼りをユニークに攻略できるエンタメ性能抜群のエースバーンをご検討あれ。
お読みいただきありがとうございました。
最後にダメ計を少し。
与ダメ
▼意地かえんボール
▽HB特化ロンゲ
97~115(48.0%~56.9%)高乱数2
▽4振りミミッキュ
126~148(96.1%~112.9%)皮が剥げていれば確定1
▼ようき もくたん かえんボール
▽HB特化ロンゲ
108~127(53.4%~62.8%)確定2
▽4振りミミッキュ
136〜162(103.8~123.6%)確定1
被ダメ
▼ようき珠ミミッキュ
▽シャドークロー
78~94(49.0~59.1%)高乱数2
▽かげうち
44~55(27.6~34.5%)
▼意地珠ミミッキュ
▽シャドークロー
86~101(54.0~63.5%)確定2
▽かげうち
48~59(30.1~37.1%)高乱数3