#ポケモン剣盾 @hanatyan5

スワンナファンの世代を超えたポケモン育成

ゲーム ポケットモンスターシリーズ最新作ソード・シールドにランクバトルおいて、主に使用率の低めなポケモンの現対戦環境に合わせた型を単体考察していきます。過去作での育成もしているのでそちらも合わせて投稿します。

【ウルトラサンムーン】クワガノン考察2【シングル63】

撃ち分けデンキZ

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【性格】ひかえめ

【特性】ふゆう

【もちもの】デンキZ

努力値(実数値)】

H244(183)

Ax

B88(121)

C↑124(199)

D52(102)

S0(63)

【技構成】

10まんボルト

むしのさざめき

めざめるパワーこおり

ボルトチェンジ

 

【詳細】

はじめに

本育成論は、以前に考察した「こだわりメガネクワガノン」をもとに、ルカリオゲッコウガを対面で確定1にする役割とB耐久ラインを維持しつつ、こだわりメガネではできない技の撃ち分けと瞬間火力上昇による役割の拡張を目指したシングル用クワガノンの単体育成論になります。概要としてはメガネガノンの調整をベースに努力値をDからCに回して、もちものをデンキZにした型です。

メガネクワガノンとデンキZクワガノン両者のメリットとデメリットを比較しながら考察していきます。

 

性格について

C145のクワガノンはCに性格補正をかけるのが最も努力値効率が良いです。今回は無補正252振りよりもさらにC実数値が必要になりますので、ひかえめ/れいせいで確定です。

 

特性について

クワガノンはふゆうだけです。特性ふゆうをもらってしまったポケモン隠れ特性が与えられる可能性が極めて低くなってしまうのが惜しまれますよね。しょうがないのですけれども。

 

もちものについて

今回のクワガノンの1番のポイントになりますので丁寧に考察します。

私は当ブログにて紹介しているこだわりメガネクワガノンを愛用しているのですけれども、技の撃ち分けさえできれば相手の2匹の並びを崩せるのにという場面がどうしても出てきてしまうのが現状です。具体的には、電気技無効虫技半減のポケモンの後ろに水タイプが控えている場合です。対面では有利なランドロスや霊獣ボルトロスがその例です。後ろに水タイプがいることがわかっているとどうしてもめざめるパワーこおりを選択しにくいですよね。このようなケースで技の撃ち分けをしつつタイプ相性上有利なルカリオゲッコウガは確定1発にしたいと考えた時、もちものの候補となったのがデンキZでした。10まんボルトのZ技の威力は175。1発限りですがC特化メガネ10まんボルトよりも高い指数を叩き出します。これにより可能になることを次の努力値振りと合わせて説明していきます。

 

努力値振りについて

まずは▼Hから244振り。BをA実数値200の不一致がんせきふうじ2耐えまで振ります。▼B88(121)。特化A130族、ようきランドロスのがんせきふうじを2回耐えることができます。

次にCの確定ラインを設定します。こだわりメガネ10まんボルトで倒すことのできなかったH252めいそう1積みカプ・レヒレが超高乱数1発、H252チョッキテッカグヤ、HD特化テッカグヤ、無振りカプ・テテフ、無振りミミッキュがそれぞれ▼C124振り(199)のZ10まんボルトで確定1発になります。また、めざめるパワーこおりで191-126のチョッキランドロスが確定2発です。こだわりメガネではH252カプ・レヒレに対面でめいそうを積まれると10まんボルトを耐えられ、返しの水Zで1撃になっていましたが、デンキZではめいそう込みでも高乱数1発です。

▼残りの52をDに振って実数値102。Dを削ることで動く乱数で重要と思われるものをまとめていきます。

・無振りテッカグヤかえんほうしゃが確定3発から中乱数2発

・特化カプ・レヒレムーンフォースが確定3発から中乱数2発、特化Zハイドロポンプが確定耐えから低乱数1発

・無補正珠霊獣ボルトのヘドロウェーブが超高乱数2発

以上が耐久を下げることによる主要なデメリットです。

 

技構成について

10まんボルトを確定として他の3枠は選択とします。▼めざめるパワーこおりは対ボルトランド、▼むしのさざめきは対みがわりゲッコウガ▼後攻で撃てるボルトチェンジを候補としますが、他に考えられる技は正直ハサミギロチンくらいでしょうか。みがわりの無いポリゴン2に対して試行回数があるので採用価値は0ではありません。不一致特殊技をいくつか覚えますが、優先度は高くないと思われます。

 

おわりに

今回はこだわりメガネのクワガノンでできない技の撃ち分けと瞬間火力上昇による役割の拡張をテーマに考察しました。技の撃ち分けができるだけでなくデンキZでしかできないことを両立させていますので、実用的な育成論ではあると思います。皆さまの考察のヒントに、パーティのZ枠と相談しながら使っていただけたなら嬉しいです。メガネガノンから変更があった部分だけダメ計を記載しておきます。最後までお読みいただきありがとうございます。

 

【被ダメ】

▼C特化カプ・レヒレ

ムーンフォース

84~100(46.9%~54.6%)中乱数2発

▽Zハイドロポンプ

165~195(90.1%~106.5%)中乱数1発

 

▼無振りテッカグヤ

かえんほうしゃ

86~102(46.9%~55.7%)中乱数2発

 

▼C252振りいのちのたま霊獣ボルトロス

ヘドロウェーブ

90~107(49.1%~58.4%)高乱数2発

 

【与ダメ】

▼Z10まんボルト

▽H252D↑カプ・レヒレ

176~210(99.4%~118.6%) 高乱数1

▽H252チョッキテッカグヤ

212~(106.8%~) 確定1

▽4振りミミッキュ

157~(119.8%) 確定1

▽無振りカプ・テテフ

145~172(100.0%~118.6%)

 

▼めざめるパワーこおり

▽H212(191)-D204(126)チョッキ霊獣ランドロス(特化テテフのフィールドサイキネ2耐えする個体)

96~116(50.2%~60.7%)確定2発

▽4振りランドロス

180~216(109.0%~130.9%)

▽4振りメガボーマンダ

164~196(95.9%~115.6%)高乱数1発

▽4振り霊獣ボルトロス

90〜108(58.0%~69.6%)確定2発

 

最後までお読みいただきありがとうございます。