#ポケモン剣盾 @hanatyan5

スワンナファンの世代を超えたポケモン育成

ゲーム ポケットモンスターシリーズ最新作ソード・シールドにランクバトルおいて、主に使用率の低めなポケモンの現対戦環境に合わせた型を単体考察していきます。過去作での育成もしているのでそちらも合わせて投稿します。

【ウルトラサンムーン】素カメックス考察【シングル63】

対面ソクノ

f:id:pocketmomoxy:20180424201231p:plain

【性格】のんき

【特性】げきりゅう

【もちもの】ソクノのみ

努力値(実数値)】

H244(185)

A0(103)

B↑148(152)

C0(105)

D116(140)

S↓0(88)

【技構成】

アクアジェット

ミラーコート

めざめるパワー炎

アクアブレイク(選択)

 

【詳細】

私にとってのカメックスの話

ポケモンGOを始めるときに改めてカントー御三家のデザインを見直し悩んだ末、相棒としてゼニガメを迎え500km以上を一緒に歩いたこと、VC赤版でもゼニガメを選択したこと、エメラルドや4、5世代でもドット絵の変遷を見ながらカメックスを再育成したこと、6世代では2回の国際孵化に挑戦したことがあり、非常に思い入れの強い愛着のあるお気に入りのポケモンとなっています。

f:id:pocketmomoxy:20180424211423j:plain

f:id:pocketmomoxy:20180424211455j:plain

はじめに

こんばんは。予告通りのシングル用素カメックスの単体育成論になります。のんきVUVUVUの理想個体が生まれたので晴れ晴れとした気分で書いています。

過去にメガカメックスとして考察を何度かしていたのですが、どの場合もシングルでメガカメックスをバトン先以外で使おうとすると、パーティーのメガ枠を割いていることに対するリターンが小さすぎるという問題が拭えず、その結果、7世代でメガシンカしないカメックスの考察をするに至りました。

アタッカーでない水単タイプのカメックスの仮想敵となり得るポケモン、後出しから勝てるポケモンが環境上位に少なく、優秀な複合タイプである水フェアリータイプがほぼ上位互換として存在するため、今回のメガシンカしないカメックスはタイマン性能・役割破壊を重視しています。その対象となるのがカプ・コケコを始めとする積み技の無い特殊、対面で高確率で居座る陽気カミツルギです。

 

性格について

アクアジェットの指数を維持することで無振りメガバシャーモに対面で勝てるようになること、素早さを落とすデメリットがほぼないことからのんきとしています。補正箇所ですが、なまいきの場合よりDが1高くなります。

 

特性について

アクアジェットは基本タスキのカミツルギバシャーモに撃つので対雨性能を高めるあめうけざらもありかもしれません。ようきメガラグラージの雨たきのぼりに後出しした後の地震を、全て低乱数であれば2回耐えられます。1発の熱湯で火傷にできたとすると、後出しから勝てる可能性も出てきますので採用価値はあります。(特性の欄がげきりゅうでないカメックスがしっくりこない。)

 

もちものについて

フルアタでもチョッキを持たない理由は、カプ・コケコのフィールドZ10万ボルトをチョッキでは耐えられないためです。カメックス自身が起点になりやすいため、ほえるやあくびといった補助技と両立ができる点も半減きのみを持たせる利点と言えます。

 

努力値振りについて

BD両方面の耐久を得るため▼Hから244振り。▼Bを陽気カミツルギリーフブレードを最高乱数以外耐えまで振り、▼残りをDとしています。この残りD振りでコケコのフィールドZ10万ボルトがソクノ込みで~99.4%になります。このことに気付いた時はカメックスがいい数値してるって思いましたね。

 

技構成について

アクアジェットはタスキのカミツルギを突破できるようになるのに加え、選択枠のなみのりと合わせると無振りメガバシャーモが101.8%~と圏内に入ってきます。また他のミラーコート持ち水タイプのスイクンミロカロスとの重要な差別化点でもありますので確定とします。

▼めざめるパワー炎はカミツルギピンポイトと考えてください。特性がメガランチャーでないので、はどうだんではテテフのフィールドサイキネを確定耐えしているカミツルギアクアジェットと合わせても倒すことができません。

ナットレイには最悪の場合にのみ撃つ程度として、仮想敵にはなりません。メガハッサムは、こちらが倒されることこそないものの、H振りでも低乱2発なので相手にするのは避けたほうがいいです。熱湯採用の場合は多少有利にはなります。メガでないハッサムはH振りであれば余裕を持って確定2になります。

この技を採用しない場合はB方面の耐久ラインを見直す必要がありますので、努力値振りと合わせての採用となります。

ミラーコートは火力のないカメックスが特殊ATを突破する手段となります。先述したコケコのフィールドZ10万ボルトを耐えたとしてもミラーコート以外では倒すことができません。レヒレ対面では瞑想を嫌って下げるのですが、しぜんのいかりミラーコートで返せるので(知ってました?笑)場合により突破することも可能です。またテテフなどのCD寄りの種族値ポケモンに対しても役割が持てますので確定とします。

▼残りの1枠をアクアブレイク、波乗り、熱湯、欠伸、吠えるなどからの選択とします。ウルガモスに強くなる水物理のアクアブレイクはありですね。一致特殊が無いと不安になりそうなところですが、あったところでマンダには余裕で起点にされます。

 

おわりに

今回のカメックスは持ち物、努力値振り、技構成が3すくみのような関係にあるトータル的な考察となっています。この3つの要素が噛み合っている育成論はよく考えられているなあと個人的に感じます。まあ自然とそうなっていくような気もしますよね。このポケモンのバトルシステムこそ評価されるべきだなとも思います。本文はここまでとなります。最後まで目を通していただきありがとうございます。以下、いつも通りダメ計を記載しておきます。

追申:メガネ特化テテフのフィールドサイキネ耐えません。

 

【被ダメ】

B方面

ようきA252カミツルギ

リーフブレード84.3%~100.5%最高乱数以外耐え

▼A特化メガバシャーモ

とびひざげり

60.5%~71.8%確定2

▼A252バシャーモ

とびひざげり

58.9%~69.7%確定2

▼A特化霊獣ランドロス

▽じしん

43.7%~51.8%低乱2

▼A特化ミミッキュ

▽じゃれつく

28.1%~34.0%低乱3

▽ぽかフレ

58.9%~70.2%確定2

▼A252メガラグラージ

▽雨たきのぼり

24.3%~29.1%

(ダメージ45~54)

▽じしん41.0%~48.6%

(ダメージ76~90)

あめうけざら回復量を11とした時のH残り実数値変動

 

185→140~131(雨たきのぼり)→151~142(あめうけざら11回復)→75~52(じしん1回目)→86~63(あめうけざら11回復)→10~-27(じしん2回目)

 

 

D方面

▼C252カプ・コケコ ソクノ込み

フィールドZ10まんボルト84.3%~99.4%確定耐え

フィールドメガネ10まんボルト65.4%~77.8%確定耐え

▼C特化カプ・テテフ

フィールドサイコキネシス

58.9%~70.2%確定2

フィールドメガネサイコキネシス

88.1%~104.3%

▼C特化霊獣ボルトロス ソクノ込み

10まんボルト42.7%~50.8%確定耐え

Z10まんボルト82.7%~97.2%確定耐え

▼C特化メガリザードンY

ソーラービーム81.0%~96.2%確定耐え

▼C252アーゴヨン

Zりゅうせいぐん76.2%~89.7%確定耐え 

▼C特化ペリッパー

 

ぼうふう38.9%~45.9%

 

【与ダメカンタービレ)

めざめるパワー炎

テテフフィールドサイコキネシス確定耐えカミツルギ

103.7%~124.4%確定1

H252メガハッサム

47.4%~56.4%中乱2

H252ナットレイ

38.7%~48.6%確定3

 

アクアジェット

▽無振りメガバシャーモ

32.2%~38.7%高乱3

(なみのり69.6%~82.6% 101%~)

 

(ねっとう61.9%~73.5% 94.1%~)

▽無振りメガラグラージ 雨下15.4%~18.8%

 

なみのり

▽無振りメガラグラージ 雨下34.8%~41.7%

 

ありがとうございました。