【ウルトラサンムーン】クワガノン考察【シングル63】
【性格】ひかえめ/れいせい
【特性】ふゆう
【もちもの】こだわりメガネ
【努力値(実数値)】
H244(183)
Ax
B88(121)
C↑4(182)
D172(117)
S0(63)
【技構成】
めざめるパワーこおり
【詳細】
はじめに
シングル用クワガノンの単体育成論になります。
概要は、地面無効かつ虫電気のガノン固有の耐性をいかした対面を重視した型です。努力値を耐久へ、火力をもちもので補うという6世代以前に多かった思想が基盤(5世代ハチマキシュバルゴ等に見られる傾向)となっています。育成論としては、色違い2匹を含むクワガノンを8匹育成してきた私が考察した某徹底攻略サイトには無いこだわりメガネガノンの保存版、たたき台となります。
性格について
ひかえめ又はれいせいです。C145のクワガノンは耐久に特化しない限り、Cに補正をかけるのが最も効率が良いですが、Bに補正をかけた場合に可能になることがあるので考察します。まず、ルカリオゲッコウガに対し確定をとるには無補正だとCに76(175)努力値が必要です。Bに補正かつ無振りでひかえめB88振りの時と同じ実数値121。残りの188をDに振るとD実数値は119となります。まとめると、ひかえめB88(121)-C↑4(182)-D172(117)に対し、ずぶといB↑0(121)-C76(175)-D188(119)とひかえめに比べCが7低くDが2高くなり、実数値上はひかえめのほうが効率が良いと言えます。しかしDが2高いことでC252いのちのたまゲッコウガのあくのはどうを乱数2発から確定3発に確定数をずらすことができます。もちろん変幻れいとうビームは乱数2発に変わりはありません。この事実を重く見るかどうかは個人次第となりそうです。Cが7低くなるのでカプ・コケコに対し高乱数2発から不安な乱数まで下がります。
特性について
クワガノンはふゆうだけです。
もちものについて
今回はメガネガノンです。
技構成について、基本的に一致等倍で役割遂行がこだわりアイテムを使う上での前提ですので範囲を広げることは今回は考察の対象外です。▼10まんボルトはメインウェポンで、メガルカリオ、ゲッコウガが確定1です。▼むしのさざめきはゲッコウガのめざ炎が少なくなったので、usum初期より選択しやすくなっています。後続を見て撃ちます。みがわりゲッコウガにも強いです。タイプ一致。▼めざめるパワー氷は電気特殊のメジャーな補完技。ボルトランドが主な役割対象です。マンダに関しては不利ではありませんがガノンだけに頼るのは危険です。▼ボルトチェンジはこだわりアイテムとの相性の良い交代技。ミミッキュの皮を下から剥いで後続へ繋ぐことも多いです。
他にもラスカノ・エアスラ・マッドショッド・エナボがありますが、こだわらずに帯等で撃ち分けてこその広範囲技ですので今回は参考程度にとどめておくとします。
努力値振りについて
H振りから耐久ライン確保をスタート。BをA実値200の不一致がんせきふうじを2耐えまで振り、残りをDへ。無振りメガネでも役割対象のルカリオゲッコウガは余裕をもって確定1です。種族値上B方面はかなり固めです。D方面は、もちもの無しゲッコウガの等倍技を2耐えする程度です。過信はできません。
努力値振り案としては、クワガノンのメジャーな耐久ラインであるルカリオのインファ2耐えを、Bから振り始めることでH4に抑え、「最低限の耐久を確保したBCぶっぱメガネガノン」も一応実現可能です。トリル下前提のエース運用をお考えの場合はこちらもありです。Dに振ってないポリ2が確2になるほどの火力は出ます。
おわりに
無振りメガネと散々申し上げてきましたが、補正なしC252ラティオスのC実値が182、補正あり無振りクワガノンのC実値は181です。こうして比較すると、C145族の無振りメガネの指数がなんとなくわかっていただけるかと思います。技の威力に差があるため単純な比較はできませんが、火力と耐久の両立はできていると自負しています。使っていて確1にしたくなるラインが他に見受けられませんでしたが、Cに割きたい場合はDから削ってください。
本文はここまでとなります。最後までお読みいただきありがとうございます。以下は考察メモのコピペですがダメ計を記載しておきます。立ち回り、詳細について知りたい方はTwitter@hanatyan5 までお願いします。
【被ダメ】
▼補正なしA252メガルカリオ
インファイト39.8%~47.5%確定3
後出しから処理は可能です。インファ撃った後ならボルチェンで足ります。
▼A特化霊獣ランドロス
がんせきふうじ44.8%~53.5%中乱2
はたきおとす36.0%~42.6%確定3
とんぼがえり25.6%~36.6%中乱3
▼補正なしA252霊獣ランドロス
がんせきふうじ40.4%~48.0%確定3
▼補正なしC252ゲッコウガ
あくのはどう32.7%~39.3%確定3
れいとうビーム36.6%~44.2%確定3
珠あくのはどう42.6%~51.3%低乱2
珠れいとうビーム47.5%~57.3%高乱2
Zハイドロカノン81.9%~96.7%確定2
▼C特化霊獣ボルトロス
10まんボルト25.6%~30.6%確定4
ヘドロウェーブ36.6%~43.1%確定3
珠10まんボルト33.3%~39.8%確定3
珠ヘドロウェーブ47.5%~56.2%中乱2
Z10まんボルト49.7%~59.0%確定2
▼補正なしC252霊獣ボルトロス
10まんボルト22.9%~27.8%低乱4
ヘドロウェーブ33.3%~39.3%確定3
珠10まんボルト30.0%~36.0%中乱3
珠ヘドロウェーブ43.1%~51.3%低乱2
Z10まんボルト45.3%~53.5%中乱2
▼A特化ミミッキュ
Zぽかフレ75.4%~89.0%確定2
じゃれつく36.6%~43.1%確定3
シャドークロー27.8%~33.3%確定4
▼C特化カプ・レヒレ
ムーンフォース40.9%~48.0%確定3
ハイドロポンプ46.4%~55.7%中乱2
Zハイドロポンプ78.6%~93.4%確定2
▼補正なしC252カプ・コケコ(立ち回り上重要なので細かいです。)
フィールド10まんボルト
26.2%~31.1%確定4
フィールドボルトチェンジ
20.7%~24.5%確定5
マジカルシャイン31.6%~37.7%高乱3
フィールドZ10まんボルト
50.8%~60.1%確定2
珠フィールド10まんボルト
33.8%~40.4%確定3
珠フィールドボルトチェンジ
26.7%~32.2%確定4
40.9%~49.1%確定3
メガネフィールド10まんボルト
39.3%~46.4%確定3
メガネフィールドボルトチェンジ
30.0%~36.0%高乱3
メガネマジカルシャイン
46.4%~55.7%中乱2
▼C特化カプ・テテフ
フィールドサイコキネシス
71.0%~84.1%確定2
メガネフィールドサイコキネシス
106.5%~確定1
ムーンフォース50.8%~59.5%確定2
【与ダメ】
10まんボルト
▼無振りメガルカリオ
106.2%~126.2%確定1
▼無振りゲッコウガ 水でない
104.4%~124.0%確定1
▼H252カプ・レヒレ
105.0%~125.4%確定1
めいそう1積みH252カプ・レヒレ
71.1%~84.7%確定2
ぶっぱメガネでも上から瞑想されると耐えられて返しのドロポンZで1撃なので、初手瞑想から入ってくるレヒレにはガノンではZ撃たない限り勝てません。
▼無振りカプ・コケコ
49.6%~59.3%高乱2
向こうの技をめざ炎かメガネシャイン以外は2耐えするのに対し、こちらの技がほぼ確2なので無振りコケコには勝てると思ってよいですが、基本ボルチェンで逃げられます。
▼HD特化テッカグヤ
82.3%~97.0%確定2
▼H252テッカグヤ
112.7%~133.3%確定1
▼無振りカプ・テテフ
71.0%~84.8%確定2
さざめきは威力同じなので省きます。
一応HD特化カバルドンは47.4%~56.2%の中乱2ですが、回復木の実と、さざめきでこだわった後のマンダの起点を考えると役割は持たせないほうが無難です。
めざめるパワーこおり
▼テテフのサイキネ2耐えする191チョッキランド
71.1%~82.3%確定2
向こうの技をいわなだれエッジ以外は2耐えするので基本勝てますが、はたくかがんぷうした後に勝てないと分かってとんぼで逃げていきます。メガネをはたかれた後のめざ氷は50%の中乱2なので居座ってくれれば勝てる可能性はあります。
▼H4霊獣ボルトロス
54.1%~64.5%確定2
▼H252霊獣ボルトロス
45.1%~53.7%中乱2
わるだくみから入ってくる耐久振り電気Zボルトには勝てません。
