【ウルトラサンムーン】マフォクシー考察【シングル63】
マジシャン+じゃくてんほけん
【性格】おくびょう
【特性】マジシャン
【もちもの】じゃくてんほけん
【努力値振り(実数値)】
H4(151)
Ax
B4(96)
C48(140)
D200(145)
S↑252(171)
【技構成】
マジカルフレイム
めざめるパワーじめん
みがわり
【詳細】
はじめに
本育成論は、ポケットモンスターウルトラサン・ウルトラサンムーン シングル63におけるマフォクシーの単体育成論です。
*VxVUUVの王冠を使用しない個体が前提です。
*HABCDS、特化、タイプを妖霊と表記するなどの略称を使用します。
今回の型の概要は、高めの素早さからマジカルフレイムで抜群特殊技の確定数をずらし、保険が発動した状態で相手を突破かつアイテムを奪い、後続にも負荷をかけるというものです。ターゲットとなる特殊技は、特化ドランの大地、特化テテフのシャドボ、ウツロイドのジェム、ポリ2のシャドボorイカサマ等です。ポリ2に関しては相手が弱点技をもっていた場合に輝石を奪うことが役割になります。
以下詳細の説明を記述します。
性格について
特性について
型のコンセプトですのでマジシャン確定。
もちものについて
同上の理由からじゃくてんほけんで確定です。
努力値振りについて
▼マジカルフレイムは被抜群技の確定数をずらすために必須ですので確定です。
▼サイコキネシスとサイコショックの選択についてですが、サイコショック採用の場合、不意のチョッキ持ちに有利である、"対面でちょうのまいを連打してくる回復ソースの無いウルガモスに勝てる"、"Bの低いテテフへのダメージが期待できる"これらの理由から確定欄はショックとしています。デメリットとして"無補正C252アーゴヨンのZりゅうせいぐんを耐えられてもサイコショックでは、中乱数止まりになってしまうこと"が挙げられます。ウツロイドに対してはダメージが大きく変わるものの、じゃくてんほけん発動後は確定1で変わりませんので考慮の必要はありません。
▼めざめるパワーについて、6世代までこのマフォクシーはおにびと合わせてめざパこおりを採用していました。ガブリアスの使用率が高く、チョッキランドがほぼHAだったため、おにびでじしんを受け上昇めざこおりで突破という流れがよく決まっていました。
しかし現在、チョッキランドロスの耐久ラインが特化テテフのフィールドサイキネ2耐えまで上昇し"おにびのダメージ+上昇めざこおりでチョッキランドロスが落とせなく"なりました。加えて、"特化していないランドロスのおにび込みのがんせきふうじ+じしんを耐えられず"、ガブリアスの個体数の減少もあり"物理におにびをまいてじゃくてんほけんを発動させるという役割をもつのが困難になった"という理由からめざこおりをじめんに変え、役割対象にドランを追加、
▼おにびのスペースにみがわりを入れ毒守ドラン、裏のクレセリアにも有利になるようにしたというのが今回のマフォクシーです。
ヒードラン対面で1度みがわりで様子を見てから行動を決められるのがD方面の数値の高いマフォクシー強みですね。
余談ですが、めざこおりだと特化スカーフサザンに勝てます。(怯まなければ)
努力値振りについて
前述したターゲットとなる技の中で
▼特化ドランの大地+みがわり1回分を残すH-Dの配分を目安として調整を開始しました。
H244D4でも同じ耐久を得られますが、▼Cに努力値を割くことによって"C特化メガネテテフにほぼ勝てる"ようになります。このメリットを重く見て、今回はD振りから最短距離で耐久ラインを確保、Cにもできるだけ努力値を割くようにしています。▼Sは104族のマフォクシーですので最速となります。ウツロイドを抜けるのは大きいです。
おわりに
物理の相手は無理です。不一致じしんでも確定とられます。
こちらのもちものを使った後に相手のもちものを奪うというマジシャンという特性は非常に発動機会が少ないです。見たのことのある人のほうがおそらくは少数でしょう。今回はあえてそこに目をつけた考察となっています。
この型のすごいところは、"テテフを倒した時点で、Cが2段階上昇したサイコフィールド下のスカーフorメガネマフォクシーが確率が高いこと"です。御三家だけに合計種族値は高く、ポテンシャルを感じるポケモンです。
お気に入りはリピートボールですが、usumでガンテツボールとの両立も可能になりました。是非一度育てていただけたなら嬉しい限りです。最後まで目を通していただきありがとうございました。随時修正していきます。
追記:ドヒドイデのねっとうに後出しして保険発動してから、交代際にラッキーの輝石を奪って勝利するというケースがありました。
以下ダメージ計算をまとめておきます。スカーフ奪取による素早さ逆転など複雑な動きについて、一部解説を入れています。
【与ダメ】
▼H252チョッキドラン
▽めざパじめん
68~84(34.5~42.6%)
▽保険発動後
136~164(69.0~83.2%)
▽計204~(103.5%~)
みがわりから入ってもめざパめざパで勝てます。
▼無振りテテフ
▽マジカルフレイム
45~54(31.0~37.2%)
▽保険発動後フィールドサイコショック
99~117(68.2~80.6%)
▽計144~(99.2%~)
メガネテテフに対しては
フレイム→シャドボ→ショック→メガネ奪って勝てます。
スカーフテテフに対しては
シャドボ→フレイム(スカーフ奪う)→ショックで勝てます。この場合ショックでこだわるので相手の並びによってはフレイムとの撃ち分けが必要です。
1発フレイムを入れられれば中乱数ですが次のシャドボも耐えます。
▼H4ウツロイド
188~224(101.6~121.0%)
タスキや珠も考慮してフレイムから入ると無難です。
▼無振りメガバシャーモ
128~152(82.5~98.0%)
向こうの物理技を半減でも2発耐えないので、フレドラが来ない限りメガバシャーモには100%勝てません。炎エスパーなのに勝てません。
▼無振りバシャーモ
140~168(90.3~108.3%)
▼H4アーゴヨン
134~162(89.9~108.7%)
▼特化メガネテテフのフィールドサイキネ2耐えするナットレイ
▽マジカルフレイム
168~196(92.8~102.8%)
▼無振りメガリザードンY
66~78(43.1~50.9%)
▽晴れマジカルフレイム
33~40(21.5~26.1%)
フレイム一回で晴れ文字を2耐えするので、
晴れフレイム+ショック+ショックで勝てます。
▼無振りゲンガー
128~152(94.8~112.5%)
▼165メガゲンガー
128~152(77.5~92.1%)
▼H4れいじゅうボルトロス
▽マジカルフレイム
60~72(38.7~46.4%)
70~84(45.1~54.4%)
C特化でんきZボルトに対しては
フレイム→Z10まん→フレイム→10まん
フレイム→わるだくみ→フレイム→Z10まん
ともに不利な乱数です。おくびょうボルトの場合前者のパターンで勝てます。
【被ダメ】
▼C特化ヒードラン
▽だいちのちから
94~112(62.2~74.1%) みがわり1回分残し
▼無振りヒードラン
29~35(19.2~23.1%)
33~39(21.8%~25.8%)
マグストまでみがわりが確定耐え
▼C特化カプ・テテフ
84~100(55.6~66.2%)
▽C下降シャドーボール
56~68(37.0%~45.0%)
▽フィールドサイコキネシス
52~62(34.4~41.0%)
▼C252ウツロイド
▽パワージェム
114~134(75.4~88.7%)
▽C下降パワージェム
74~90(49.0~59.6%)
▼C252アーゴヨン
91~108(60.2~71.5%)
▽Zりゅうせいぐん
135~160(89.4%~105.9%)
素早さで劣っているため不利。
▼C252メガゲンガー
138~164(91.3~108.6%)
▽たたりめ
114~134(75.4~8.8.7%)
▼無振りメガゲンガー
120~144(79.4~95.3%)
▽たたりめ
98~116(64.9~76.8%)
▼C特化れいじゅうボルトロス
76~90(50.3~59.6%)
▽C下降10まんボルト
51~61(33.7~40.3%)
▽Z10まんボルト
147~174(97.3~115.2%)
▽C下降Z10まんボルト
99~117(65.5~77.4%)
▼C252れいじゅうボルトロス
69~82(45.6~54.3%)
▽C下降10まんボルト
46~55(30.4~36.4%)
▽Z10まんボルト
135~159(89.4~105.2%)
▽C下降Z10まんボルト
90~106(59.6~70.1%)
▼C特化メガリザードン
▽晴れだいもんじ
75~88(49.6~58.2%)
▽C下降晴れフレイム
50~59(33.1~39.0%)
▼C特化カプ・レヒレ
138~164(91.3~108.6%)
▽C下降ハイドロポンプ
92~110(60.9~72.8%)
対面みがわりでZドロポンを流し、直後のフレイムでCを下げることができた場合、その後のドロポンを耐えます。
水技後のこちらの攻撃で、Zでなかった場合の食べ残しや回復きのみを奪える可能性があります。